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日帰り旅行 トレドの行き方&すべきこと

日帰り旅行 トレドの行き方&すべきこと

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マドリードからトレドへ日帰り!古都を冒険するヒント

かつてのスペイン政府は敵が襲ってくる際に抵抗できるよう、国内の重要な都市を策略的に配置しました。現在首都であるマドリードがスペイン国内の中心部にあることも、その歴史的背景を考えると頷けますね。その戦略が現在に至るまでも生き、マドリードを拠点に日帰り旅行がしやすくなり、国内でも美しい都市に訪れるためには理想的な都市であることは間違いありません。

ところで日帰り旅行の目的地で理想的な場所の一つは間違いなく、古都トレドでしょう。世界史でも登場するスペインのかつての首都は古い街並みがきれいで、いい雰囲気の市内。観光地としても大変人気のある場所です。今回のブログ投稿では、ツアーリングパンダがマドリードからトレドで日帰りで楽しむためのヒントを集めました。あなたがトレドにアクセスする方法と到着したら何をすべきかについて情報を集めているのであれば、このブログがきっとお役立てできると思います!

どうしてトレドに行くべきなの?

トレドはスペイン国内では古い都市の1つで、フェリペ2世が首都をマドリードに遷都する前まではスペインの首都として機能していました。そのため今ではトレドは隠された秘話がたくさん詰まった、旅行では行っておきたい観光地。アルカサルが丘の上にそびえ立つ旧市街の絶景は、来てよかったなと思わせる価値ある旅を約束してくれます。

さらに3つの文化が入り混じる古都には、ヨーロッパで最も印象的なトレド大聖堂(スペイン語ではカテドラル)があり、中世の雰囲気が残る街並みからスペイン美術の巨匠の1人であるエル・グレコの住居を探すことができます。ルネサンス期の巨匠の最高傑作、サント・トメー聖堂で見られる「オルガス伯の埋葬」も必見です。

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マドリードから近い都市、トレド

マドリードからトレドの行き方

マドリードからトレドの行き方で一番簡単なのは電車で行くことです。マドリードのアトーチャ駅からトレドへの列車の料金は片道8,35€〜13,90€(1,700円以下)で、所要時間は約35分。乗車券はスペイン国鉄のウェブサイトで簡単に購入することができます。このサイトは日本のクレジットカードも使用できる点が良いところ。

列車は午前6時50分から午後9時50分まで頻繁に運行しており、トレドからの復路も午後10時23分まで走っています。トレドに電車で到着したら、タクシーまたはバス5番線でソコドバー広場へ行き、広場からスペインの古い首都の散策をスタートすることができます。

他の交通手段としてバスと言う選択肢があります。マドリードからトレドまでは片道5,55€(700円以下)で格安に移動することができますが、所要時間は電車よりも長くなります(50分から1時間30分)。トレド市内は1日で巡ることができますが、夜景もゆっくりと楽しめるよう遅めの時間に発車する電車やバスを予約しておくことがおすすめです。

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日帰り旅行の締めくくりは夜景でいかが?

絶対に行きたい!アルカサル訪問

アルカサルは軍事作戦上の理由で丘の上に建設され、高いところから街を見下ろして市民を見守っています。アルカサルの礎石はイスラム勢力がスペイン国内を制圧していたレコンキスタ前の時代のもの。ちなみアラビア語ではアルカサルは「要塞」を意味し、都市を部外者や侵略から守るために構築した歴史があります。

その歴史を通じて、アルカサルはイスラム勢力が侵略してくる時代前からスペイン内紛まで長い期間、古都を防御するために機能してきたと言えます。トレドの包囲はスペイン内戦の最長のエピソードの1つであり、歴史の一章に関連性の高い部分を持つ場所でもあります。世界史好きの人には欠かせない歴史観光スポットであることをわかっていただけましたでしょうか?

ちなみにかつての要塞であったアルカサルはスペイン軍博物館になっています(入場料5ユーロ)。

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晴れていると誰でも良い写真が撮れそう!

トレドのカテドラル

トレドの大司教座の置かれた聖マリア大聖堂は、スペインで最も重要な建築物の1つ。フェルディナンド3世は1,226年に建設を命じ、建設工事は1493年まで250年以上も続きました。長年の工事を終え竣工したトレドの大聖堂はブルゴスやセビリアと並ぶスペインで最も重要な3つのゴシック様式の大聖堂の1つ。

大聖堂に入場する際には入場券が必要ですが、様々な種類のチケットがあり、全ての重要ポイントを巡るツアーに参加することもできます(入場券:10ユーロから12.5ユーロ 1,500円以下)。

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思わず息を飲むトレドの街並み、絶景!

エル・グレゴのレガシー

スペインルネサンス期の美術界の巨匠であるエル・グレゴの本名はドメニコス・テオトコプロースト。ギリシャで生まれ、 26歳になるまでクレタ島に住んでいました。その後、36歳でスペインのトレドに移住する決心をするまでイタリアのいくつかの都市を転々としていました。亡くなったのもトレドの街です。

彼の仕事のほとんどは宗教施設から依頼案件。彼はアートを通して、ヨーロッパで重要な最高傑作に数えられているキリスト教への献身の一場面と肖像画のを再現しました。エルグレゴは偉大なルネサンス期のイタリアの巨匠から絵の技術を学びましたが、残念なことに作品は彼の存命中は世に認められることはありませんでした。

エル・グレコ(スペイン語で「ギリシャ人」を意味するあだ名)は、生きていた際にはその作品が多くの人に広まることはありませんでしたが、美術界が誇る天才画家の一人。トレドを訪れると、サント・トメー教会のエンティエロ・デル・コンデ・オルガス(オルガズ伯の埋葬)を通して最高傑作を鑑賞できます。

エル・グレゴの最高傑作「オルガ伯の埋葬」

観光列車でトレドの絶景を楽しもう!

トレドに到着して市内散策をスタートする前に、街の概要を知る理想的な方法があります。それはソコドバー広場から観光列車に乗ること!30分毎に運行があり(乗車券は10€ 1200円以下)、川を渡って遠くに見える街を車窓からのんびりと眺める最適な方法です。

またトレドの郊外からはスペインの歴史の中で難攻不落の場所の1つであるこの高貴な町の素晴らしい景色を見ることもおすすめ。個人的に朝の景色がおすすめで、朝日に照らされたまるで絵画のような美しい街並みを背景に記念撮影した学生時代の思い出がありありと蘇ります。

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観光列車でトレド市内を巡ろう!

トレドへ行ってみたくなりましたでしょうか?このブログ投稿はお役立てできましたでしょうか?何か疑問やご質問がある場合は、ぜひコメントを残してください、すぐにご返信させていただきます!

日本からの持ち物をマドリードに置いて、日帰り旅行で行くトレドのヒントが気に入ったら、友達にシェアしパンダブログでもっとヒントを学んでください。地元の人の視点からマドリードとバルセロナの楽しみを見付けるためにツアーにもご参加いただけます。

マドリード&バルセロナのツアー

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