Hit Enter to search or Esc key to close
Segovia-from-madrid-cover

マドリードから日帰り旅行 1番のおすすめ セゴビア

マドリードから日帰り旅行 1番のおすすめ セゴビア

Segovia-from-madrid-cover , , , ,

マドリードからセゴビア 日帰りで市内観光をしよう スペインの首都、マドリードを拠点に旅行で訪れることができる都市や場所はたくさんあります。その中で見逃せない場所があるのであれば、それはセゴビア!水道橋、アルカサル(お城)、大聖堂は、この都市に高貴な空気を与える印象的なモニュメントです。 今週のブログ投稿では、ツアーリングパンダがマドリードから日帰りで行ける美しい街散策するヒントを集めご紹介させていただきます。ぜひスペインのオススメの都市でステキな体験! マドリードからセゴビアへの行き方 簡単なアクセスは電車を使うこと!列車は市内の地下鉄1号線と10号線が接続されているチャマルティン駅から出発します。列車は午前6時40分から約20分間隔で出発しているので運行状況はなかなか良いと言えるでしょう。所要時間は27分で、チケットの平均費用は19€(約2,400円以下)です。 乗車券は駅でも購入できますが、事前に国鉄のRenfeのウェブサイトからも購入できます。海外のクレジットカードも対応しているので日帰りのスケジュールを組むときにとても便利! 復路の電車ですが、午後10時14分まで頻繁に出ているのでその点も安心しておきたいところ。一つ注意点を挙げるのであれば、到着した際の駅は市内中心部から離れているので、タクシーかバス(路線11)に乗り移動する必要があります。駅やバスの停留所(水道橋の真正面)はわかりやすい位置にあり、迷うことなくすぐに電車に乗れるでしょう。 ローマ時代に建設された水道橋こそ日帰り旅行で行く際の醍醐味。市内に到着後、探すまでもなく堂々と出迎えてくれます。ローマ時代に建設されたこの印象的なモニュメントは、新旧の都市の境界と言えるでしょう!167のアーチは、アズゴージョ広場の端から端まで横切る線を引いています。建設に使用された石は、橋の構造を維持するため互いに押し付けられ、2,000年以上もの間健在です。 住民は何千年もの間、この壮大な水道橋を旧市街に通じるドア下の様に潜ってきました。かつてのローマ時代では、山から街へ水を運ぶために使用されていましたが、今日ではバスを降りて数分立ち寄ってこの息を飲むような景色を持つ観光スポット。ユネスコが世界遺産に登録したこのファンタジーの世界のような絶景を持つ町に行く準備はできていますか? 旧市街と大聖堂 旧市街は多くの他の中世都市と同様に、丘の上の恵まれたロケーションにあります。これらの町が同様の地理的環境を持つ理由は、部外者や侵入者に対する自然の防御技術として機能させるため。実際のところ丘の斜面によって提供される高さと城壁の組み合わせにより、外国の攻撃から都市を守ってきました。 それ故旧市街は狭い通りと外壁の美しい家々が織りなす迷路のような構造を持っているので、迷いやすいと行っても過言ではありません。一方でインスタ映えするスポットがたくさんあるので、カメラを携帯し散策することがおすすめ。そんな街中の 最高の場所に位置する聖フルートス大聖堂は、印象的な鐘楼を持つルネッサンス様式の建物。189段の階段を必死に上ると、街とその周辺の素晴らしい絶景を楽しめます。また階下ではご当地グルメであるコチニーリョ(子豚の丸焼き)を食べ、体力を取り戻すことができます。 アントニオ・マチャードの家博物館 観光客の少ないところに行きたいのであればアントニオ・マチャードの家博物館がおすすめ。大聖堂から徒歩わずか数分、マチャードはスペインで最も愛されている詩人の1人で、博物館は昔彼が住居として使用していた古いホステルです。 アントニオ・マチャードは古いゲストハウスに住んでおり、オーディオガイド付きの館内見学はわずか2.5€。インテリアのストーブ、割れた木製の階段、古い家具は当時のまま残されています。彼がバルセロナに移住するまで使用していたその家、彼が部屋を出たときとまったく同じように見ることができます。 バルセロナに移住した後スペイン内戦が開始。共和党軍を支持した知識人たちは安全な場所に避難する必要がありました。その当時マチャードはバルセロナにすでに2年間住んでいましたが、国軍が領土を獲得し始め、フランスに亡命しようと試みました。ですがマチャードは結核を患っており、フランス国境を越えたわずか2日後にフランスの街コリウールで息を引き取りました。 ディズニー映画のモデルになったお城 水道橋が旧市街への入り口のドアであるならば、アルカサルは街の勝手口と言えるかと思います。この壮大な宮殿は、かつてカスティーリャの王と女王の住居でした。最も印象的な特徴はその形です。まるで船の船首のように、街全体が木の海の上に浮かんでいるような印象を与える雄大な構造を持っています。 ところでお城となる前は要塞として機能していました。さらにその前には、ローマ帝国の皇帝ハドリアヌスの時代に都市を守るのに役立ったローマの砦。長い歴史を持つ建築物であることがお分かりでしょうか? アルカサルも見学が可能で、複数の窓からエレスマの谷を眺め絶景を楽しむことができます。城内の見学が終わった後は、少し時間をかけて外に出て、周辺の緑豊かなエリアを散歩することがおすすめ。下り坂からは、青空を背景に雄大なシルエットが楽しめますよ。 日帰りで行ってみたいと思えましたでしょうか?大都市から簡単なアクセス方法を持つおすすめしたい街です。このブログ投稿がお役に立ちできましたら幸いです。 疑問やご質問がある場合は、ぜひコメントを残してお知らせください。すぐにご連絡いたします。 今回のブログ投稿はお気に召しましたでしょうか?ぜひご友人にもシェアし、パンダブログからより多くのヒントを学びましょう!地元の視点から街中で楽しむヒントを発見するためにツアーにご参加いただくこともできます。パンダクーポンで10%の割引をゲットしましょう! クーポン: JAPAN10 Facebookをフォローして最新情報をゲットしよう! マドリード&バルセロナのツアー マドリードのツアー バルセロナのツアー

day-trips-from-madrid-cover

スペイン日帰り旅行 行きたい街6選

スペイン日帰り旅行 行きたい街6選

day-trips-from-madrid-cover , , ,

マドリードから日帰り旅行!スペインの首都から行ける6つの街 スペインの首都であるマドリードは国内の中心部に位置しているため、他の都市とのアクセスがよく、持ち物少なく日帰り旅行で素晴らしい都市に足を延ばす拠点になります。日帰り旅行に役立つのが電車。スペインには効率的なネットワークを持つ鉄道が走っており、電車での移動が最も簡単で価格も早割料金を始め格安な価格帯があるのも魅力的! マドリードはそのインフラの中心といっても過言でないため、スペインの首都で数日間過ごす予定がある際、他の都市にも日帰りで行ってみませんか? このブログ投稿を通して日帰り旅行に役立つヒントをご紹介したいと思います。今回は1日で都市を巡れるアドバイスやおすすめポイントを集め、筆を取らせていただきました。ですのでこの投稿をご参照いただき、マドリードの近くにあるスペインの美しい他の都市に興味を抱いていただけると嬉しいです! 美しすぎる セゴビア セゴビアはスペインで最も魅力的な都市の1つ。マドリードからセゴビアへの行き方は電車で行くのが簡単、所要時間も約1時間です。セゴビアを観光する見所は、ヨーロッパで最大、かつ最もよい保存状態であるローマ水道橋です。水道橋はローマ人が山から都市に水を運ぶために建設した水路。167のアーチを持つこの驚くべきモニュメントは、セゴビアのメイン広場を通り、驚きを隠せない観光客と住民の橋渡しをしています。 水道橋の他の観光地として、セゴビアにはゴシック様式の大聖堂とディズニー映画の「白雪姫」のお城のモデルになったアルカサルがあります。アルカサル(セゴビア城)は素晴らしい歴史的中心部にそびえ立ち、「セゴビア旧市街と水道橋」の一部として世界遺産に登録されています。とんがり屋根に柔らかい曲線と淡い色のレンガ造りのメルヘンな佇まいのこのお城は、かつてスペイン王家のためのマドリード近くにある夏の別荘でした。セゴビアは冬は非常に寒いですが、夏は大変過ごしやすい気温で避暑地としては完璧だったからです。周囲は緑に囲まれ広大な敷地を持つアルカサル。緑豊かな森から突然現れた雄大なボートのようにそびえ立っています。 城壁の街 アビラ マドリードから1時間以内で行ける観光地の一つにアビラがあります。丘の上にあるセゴビアとは異なり、アビラは平野にある街。実はその土地の条件が、外部の侵入から都市を守るために役立つ、巨大な城壁都市を建設する決定打になったのです。 1,090年に建てられたアビラの城壁は、ほとんど手付かずのままで、ヨーロッパの城壁都市の最良の例と考えられています。この印象的な構造には、2,516メートルに沿って走る87の塔と9つのドアが設置されています。一部のドアは緑生い茂る小道や小さな丘につながり、そこから城壁全体を見渡せる最高の撮影場所に行くことができます。移動の際、タイでメジャーな乗り物であるトゥクトゥクを呼ぶこともできるのでなんだか不思議な気分です! 天気のいい日はアビラの絶景を写真におさめることができるので、スペイン旅行の素晴らしい思い出の1つになること間違い無いでしょう。 スペインの古都 トレド 3番目にご紹介する街は、マドリードから目と鼻の先に位置するトレド。行き方もかなり簡単で、マドリード市内のアトーチャ駅から電車に乗り、乗車時間はわずか35分。価格も格安で10ユーロ未満(1,200円以下)です。 トレドはかつてスペインの首都でしたが、マドリードに遷都されるまで政権の中心だった場所でした。中世の雰囲気がいまだに漂う街トレドは、タホ川のほとりにある丘の近くにあります。かつての要塞であったアルカサルはまさにこの美しい丘の頂上にあり、その姿からトレドが様々な侵略から耐えてきた多くの歴史を思い起こさせます。 スペインの大司教座の置かれているトレド大聖堂とエル・グレコの最高傑作と呼ばれる「オルガ伯の埋葬」を見ることもできるので、マドリードからの日帰り旅行をする際にトレドを選ぶ根拠がたくさんあることがおわかりかと思います。別のブログでトレドの日帰り旅行について詳しくご紹介しているので、ぜひ併せて読んでみてくださいね! イスラム教徒がキリスト教に会った場所 コルドバ ひまわりの絶景で有名なスペイン南部に位置するアンダルシア州にある街、コルドバ。この街は複数の文化が融合し、その異文化が建物や食べ物といった地元の風習や文化に現れている世界で数えられる良い例の1つでしょう。 アンダルシア州は九州と同じくらいの面積ですが、コルドバは割と小さな世界遺産の街。メスキータが有名な観光スポットです。メスキータはスペインのイスラム勢力の侵略時代からのある類い稀の無い遺産で、スペインではその時代のことをアル・アンダルスと呼んでいます。世界で3番目に大きいメスキータは現在カトリック大聖堂として使用されていますが、ユニークな建築様式からその歴史背景を垣間見ることができます。 またコルドバは、多くのカラフルな花で彩り飾られた自宅の中庭(パティオ)も有名です。4月と5月は花が咲き乱れる季節であるため、このアンダルシアの都市を訪れ、花畑のようなパティオを見て、写真撮影をするのに最適な時期!どの壁が綺麗に花で埋められるかを競うコンテストもあります。観光では必見の場所ですね! クエンカと宙吊りの家 マドリードの東に位置する都市、クエンカへは電車で約3時間でアクセスできます。これまでご紹介させていただいた都市よりは少しマドリードから遠くなりますが、訪れるだけの価値のある素敵な街です。 クエンカは手つかずの素晴らしい自然の中に隠された街。このスペインの街のシンボルとなっているのは、宙吊りの家です。ここは文字通り近づくと目眩がするような崖の端に立っている集合住宅です。下から見ると家が空中に浮いているように見えるのでその名前が付きました。 またトレッキングで1日を過ごしたいときにも最適な場所となるのがクエンカ。街の近くには自然の美しさで有名な自然公園、エンチャンテッド・ビジット(la Ciudad Encantada)を訪れることができます。 フランス国境沿いの宝 サン・セバスティアン 正直に申し上げると、サン・セバスティアンはマドリードから近いとは言えません。ですが、例えそうであっても、バスク地方で地元の人が太鼓判を押すようにサン・セバスティアンへの1白2日の旅行はおすすめです。 スペイン北部の海岸にあるサン・セバスティアンまでは、マドリードで電車で約5時間、飛行機で約1時間かかります。サン・セバスティアンはスペインの美食の街であることでも知られていますね!その愛称通り、ピンチョスという小皿料理発祥の地とされ、海沿いなので、海の幸にも恵まれ、すぐに山も広がるので、山の幸も豊富です。ミシュランの三ツ星レストランが3つあり、美食家にとってはまさに聖地です。市内中心部の通りにはおいしいピンチョスバーがたくさんあるためバル巡りをするには最適な街です。 ピンチョスはカラフルで非常に多くのフレーバーと種類があるので、どれを食べるか決断を下すことがなかなか大変です…!おすすめの頼み方は各バルに看板ピンチョスがあるので、お店の人におすすめタパスを聞いてみることがいいでしょう!今話題のバスチーことバスクチーズケーキの有名なカフェ、「La Viña」も押さえておきたいところですよね! 高級料理店の料理以外に街を彩る街並みもはただただ豪華!建築は素晴らしく、街で見ておきたい絶景スポットはヨーロッパで最高のビーチとして受賞したラ・コンチャビーチ(スペイン語で貝殻と言う意味)です。ビーチの近くにはこの町の魅力的なスポットがもう1つあり、それは彫刻家エドゥアルド・チリダの彫刻群であるエル・ペイネ・デル・ヴィエント(風の櫛)です。この作品がサン・セバスティアンに到着する前に海から来る風を和らげます。この場所は長い旅行の間に出会える平和と休息を見つけられる最適な場所です。 今回ご紹介させていただきました6つの都市は、マドリードから足を伸ばしていけるスペインの美しい街シリーズです。どの街もヨーロッパならではもしくは中世の雰囲気の残る街並みを構えていて、あなたを虜にすること間違い無いでしょう!さらに帰国するまでに写真を見ながら思い返したり、絶品料理を楽しむことでいい時間を過ごすことができるでしょう。 一方でスペインには見るべき素晴らしい観光地がたくさんあり、時間があるのであればいろんな季節にスペイン旅行をして毎回異なるスポットを旅行することが理想です。電車で旅行する場合は、日本のクレジットカードも使えるので国鉄であるRenfeでチケットをご購入がおすすめ。飛行機でのご移動をご希望の場合は、Vuelingがスペイン地元の低コスト企業であり、スペインとヨーロッパの多くの主要目的地をカバーしています。今までの旅行で見逃したスペインの気になる都市はありましたか?何処かすでに訪れたことはありますか? ぜひブログにコメントを残して、どんな旅行記を持っているか、私たちにもシェアしてくださいね! マドリードからの日帰り旅行に関するブログ投稿が気に入ったら、お友達とシェアし、パンダブログから多くのアイデアを学んでみてください! 地元の人の視点からマドリードとバルセロナの面白さを発見するために私たちのツアーに参加することもできます。 ツアーをご予約の場合は下記のクーポンコードをご利用いただくと10%割引になります! クーポン JAPAN10 Facebookをフォローしてツアーリングパンダの情報を見つけよう! マドリード&バルセロナのツアー マドリードのツアー バルセロナのツアー

Sagrada stained glass windows

バルセロナ サン・ジョルディ コロナ禍と戦うばらの花

バルセロナ サン・ジョルディ コロナ禍と戦うばらの花

Sagrada stained glass windows ,

バルセロナ 「サン・ジョルディ」の日武器ではなくバラと本を贈りましょう カタルーニャ州の伝統的な行事の一つである「サン・ジョルディ」。4月23日にバルセロナ市内を訪れると普段の光景よりもきれいで賑やかな街の様子を見ることができます。大きな伝統であるとともに、カタルーニャ出身の人が最も大切にしている記念日の1つです。 「サン・ジョルディ」の日はバルセロナの街は本やバラを購入できる屋台で埋め尽くされます。本もしくはバラを大切な人、親しい人にプレゼントする習慣があり、バレンタインデーのような感覚です。町全体が温かい雰囲気に包まれ、職場でさえ従業員間で贈り物を計画することが一般的。あいにく2020年はコロナウイルスの大流行のため、いつも通りに祝うことはできませんが、コロナ禍、コロナ疲れや鬱を乗り切るためにどうしてこの伝統が始まったのか、起源や歴史を学んでみましょう。 今週のブログ投稿では、カタルーニャ州の「サン・ジョルディ」の日についてお伝えいたします! バルセロナのサン・ジョルディ伝説 バルセロナには都市伝説含めて多くの物語があります。今回はサン・ジョルディ伝説を学びましょう!伝説の主人公、サン・ジョルディ(英語でセント・ジョージ)は、気球と奇岩の絶景で有名なトルコのカッパドキアで生まれました。 後にジョルディが訪れることになる小さな町の住民は、恐ろしいドラゴンが度々村に来るため恐怖の中で暮らしていました。毎週ドラゴンは食べ物を求めて住処である洞窟から村を襲い、村人たちは家や農場を破壊されないよう家畜の犠牲を余儀なくされていました。 村の動物の生贄は何年も続き、村の完全な崩壊を避けるために、ついに村人たちは家族の一人をドラゴンに生贄として差し出す苦痛な決断をせざるを得ませんでした。 そこでドラゴン退治に出向いたのがサン・ジョルディ。彼の勇敢さが見事に伝説対決を勝ち抜きドラゴンは崩れ落ちます。この伝説ではドラゴンから流れた血がほこりを覆い、そこから明るい赤いバラが生えたと伝えられています。最強の騎士サン・ジョルディ、その後彼は村を守り続け幾年も名誉を授かりました。 バルセロナのサン・ジョルディの日 サン・ジョルディは4月23日。バルセロナに根ざした伝統であって、サン・ジョルディは街の守護聖人の1人です。この伝説は地元人々の間で非常に人気があるため、バルセロナ市内の多くの建物にドラゴンや聖人を模った飾りを見つけられます。ただ言われるとわかるというようなデザインが多いため、謎解きをしながら街中で散策をするような感じです。 バルセロナの目抜き通りの一つであるランブラス通りはサン・ジョルディの日は特に混雑します。大通りには、本やバラを購入できるスタンド・屋台がたくさん並び、 男性は女性にバラを、女性は男性に本を贈るのが一般的です。 ここ数年、サン・ジョルディの日に見られるバルセロナ市内にあるガウディ建築に人気が集まっています。グラシア通りにあるガウディ作品の邸宅、カサ・バトリョは、この人気ある伝統を祝うために、バラでファサードを飾ります。元々のカサ・バトリョの外観はガラスのタイル張りのデザインが大変美しいのですが、4月23日はいつもと違う景色を見ることができるおすすめの日です。 コロナ禍に打ち勝つバラ 残念なことに今年のサン・ジョルディはご察しの通り、スペイン全土がコロナウイルスを終息するべく、バルセロナ含めて厳格な緊急事態宣言下にあるため、市民はほとんど外出ができません(4/20現在5/9までの予定)。そのため大切な人のために本やバラを買いに通りに出ることはできません。スペインでは不要な外出と判断されると多額の罰金を徴収されるので、できる限り団結して屋内で過ごしています。 一方で、最も人気ある伝統を祝えないという意味ではありません! バルセロナ観光局はオンライン上でデジタルローズを送り、コロナウイルスと戦うキャンペーンを開始しました。やり方は簡単でオンラインローズを1ユーロで購入し、大切な人に送るだけ。このキャンペーンで得たお金はバルセロナの病院に寄付され、前線で戦う医療従事者が引き続きコロナと戦う助けとなるでしょう。 オンラインローズを購入して、バルセロナの回復に貢献しましょう! サン・ジョルディに関するブログ投稿が気に入ったら、友達にシェアしブログからスペインのヒントをもっと学んでみてください! スペイン旅行ができるようになったら街を散策し新しい発見を見つけるためにツアーに参加することができます。パンダクーポンを使って、10%の割引を活用しましょう! クーポン: JAPAN10 Twitterではガイドの現地生活を日々更新しています バルセロナのツアー ゴシック地区ウォーキングツアー サグラダ・ファミリアツアー バルセロナの他のツアー

Museums in Madrid: La Maja Desnuda by Goya

マドリードの美術館 スペインのアート傑作について

マドリードの美術館 スペインのアート傑作について

Museums in Madrid: La Maja Desnuda by Goya ,

マドリードで行くべき美術館スペインで見れる傑作5選 マドリードにはプラド美術館、ソフィア王妃芸術館、ティッセンボルネミッサ美術館など、ヨーロッパで見ておきたい重要な美術館があります。観光する際にも立地がとてもよく、3つのアートは徒歩で行ける圏内にあって、アートウォーク(スペイン語でパセオ・デル・アルテ)と呼ばれる遊歩道でつながっています。距離にしてわずか1.6 km以内で、クラシックからアバンギャルドまで様々のジャンルのアーティストの作品を見ることができます。 著名なアーティストとしてヒエロニスム・ボス、カラヴァッジョ、ベラスケス、ゴッホ、ピカソなどが挙げられます。今週のブログ投稿では、ツアーリングパンダがマドリードの美術館で絵画を楽しめるスペイン芸術の5選のお気に入りをご紹介いたします。 マドリードを見始める プラド美術館 プラド美術館はマドリードで行くべき場所の一つ。実際のところ観光客がスペインで一番も訪問している観光スポットです。美術館のプラドコレクションの価値は非常に重要度が高く、ヨーロッパや世界で絶対に行っておきたい美術館に数えられています。 プラド美術館で見られる有名な画家はヒエロニムス・ボス、ルーベンス、ティチアーノ。彼らは16世紀から19世紀のヨーロッパで活躍したアート界の巨匠で、ここプラド美術館で見られるアーティストのコレクションは世界最大です。ですがハイライトとなるのは、地元スペインの巨匠のコレクションでしょう。例をあげるのであればベラスケス、ゴヤ、エル・グレコ。彼らが作成した評価の高い作品は毎年300万人以上の人が訪れるこの美術館に保管されています。 さて本題に戻りますが、マドリードの美術館の上位5つの傑作のうちの2つは、プラド美術館が所蔵しています。それはどの作品なのでしょうか…? 【第1位】ラス・メニーナス (1656年 ベラスケス作 ) ラス・メニーナスはベラスケス作で、ルーヴル美術館で所蔵されているモナ・リザに相当する作品です。多くの人がラス・メニーナスの現物を見るために美術館を訪れ、時には絵画の前にひざまずく人々の集まりを見かけることすらあります。 しかしこの作品はなぜそれほどまでも重要なのでしょうか?かつてのヨーロッパ貴族の間では著名な画家が肖像画を描くことが王道、さらには画家に厳しいルールが課されていました。ところがベラスケスは独創性を持ち合わせた画家で、王家の肖像画の伝統を破った人物でもあります。 通常ポートレートは静的なシーンで、王家のメンバーが用意された場所でポーズをとり、描き始めます。ですがこのラス・メニーナスはポートレートの準備中である舞台裏のシーンにフォーカスし、ダイナミックな雰囲気に仕上げています。作品中央にいる主人公のマルガリータは、女中の助けを借りてドレスアップしている最中。右下にいる女性と犬を加えることで、このシーンが王家の肖像画にならないという気持ちを表しています。背景には遠くからこの光景を眺めるマルガリータ王妃、フェリペ4世国王、オーストリアのマリアナの両親の姿を映している鏡が置かれています。 さらにこの絵画のもう1つの見ておきたい要素は、この傑作の作者としてベラスケス自身と胸に赤い十字架を持つ男を描いていることです。王家の肖像画に一族以外の人が描かれるのは通常ではありえないこと。ベラスケスは型破りの画家だったということがこと作品からわかるかと思います。 【第2位】我が子を食らうサトゥルヌス (1820~1823年 ゴヤ作) プラド美術館はこのブログ記事の入り口の写真にある「裸のマハ」のように高い評価を受けた絵画を含む、世界最大のゴヤコレクションを運営しています。ゴヤの最も注目すべきシリーズの1つは、同じ展示場にまとめて展示された14作品のグループである黒の絵画。ゴヤは晩年にこれらの絵画を制作し、その作品は彼の狂気に対する恐怖と人類の暗いビジョンを表現しています。黒の絵は不思議と不安を抱き、恐ろしさを感じさせられます。 これらのシリーズはゴヤの他の作品とは大きく異なり、19世紀後半から20世紀初頭の前衛を予想していたとも言われています。黒い絵画の最も代表的な作品は、「我が子を食らうサトゥルヌス」。この作品はギリシャ神話に出てくる農耕の神クロノスに関連しています(サトゥルヌスは彼のローマ名)。時間の神でもあるクロノスは、彼の子供たちの一人が自分を倒し王座を奪うのではないかと恐れていました。そのためクロノスは息子の誕生の時にそれぞれの地肉を食べたのです。 一見恐怖を与える絵ですが、恐怖に敗れて行った行動を生き生きと描いた名作。この作品をマドリードの美術館の傑作の第2位にしたいと思います。 前衛的現代美術を楽しむ ソフィア王妃芸術センター  ソフィア王妃芸術センターは、マドリードで絶対に行きたい2番目の美術館です。美術館所蔵のコレクションは建築家フランチェスコ・サバティーニによって、マドリードの旧総合病院の建物内に保管されていました。美術館は1992年に開館したので歴史としてはまだ約30年ほど、20世紀と現代美術の印象的なコレクションを主に所蔵しています。ピカソ、ダリ、ミロなどのスペインの現代美術の優れたアーティストは、ソフィア王妃芸術センターの見所と言っても過言ではありません。 今回はスペイン美術の傑作のトップ5に、こちらのコレクションから2つの作品を選択しご紹介させていただきます。 【第3位】ゲルニカ (1937年 ピカソ作) パブロ・ピカソは現代で最も高い評価を受けているスペイン人アーティストであり、「ゲルニカ」は彼の有名な作品です。「ゲルニカ」をじっくりと見にいくこと自体この博物館を訪れる十分な理由になるくらいです。 この傑作を理解するには、スペイン内戦の歴史を知り理解することが必要です。スペインは第二次世界大戦開始3年前の1936年に同じ国民同士を殺し合う戦争に突入しました。当時ドイツとイタリアの独裁者であるヒトラーとムッソリーニは、軍隊を拡大しその後何年にもわたって新しい戦略を試す用意をしている真っ只中でした。スペインの独裁者であるフランコは、共和党が統治するいくつかの都市を戦争研究所として使用することを許可しました。そのことがきっかけで、ドイツの空軍は1937年4月26日にスペイン北部の町ゲルニカ市を襲撃し、1,000人以上の民間人を殺害。 この大虐殺の直後、ピカソは1937年のパリの万国博覧会でスペインのパビリオンに出展するため「ゲルニカ」を描き、何の罪もない女性や子どもを含む無差別殺人の恐ろしいエピソードを世界に伝え訴えました。 スペイン独裁政権の間は、ピカソはニューヨークのMoMAで「ゲルニカ」を安全に保つことに同意。そして民主主義が再建されたら、絵画はスペインに戻すことを約束させました。独裁者フランコの死と1978年の民主主義への移行後、スペイン内戦終了から42年の時を経たのちの1981年に「ゲルニカ」はスペインに戻りました。 【第4位】世界 (1929年 アンへレス・サントス作) ソフィア王妃芸術センターから選ぶ2つ目の作品は、カタルーニャ州出身の女性画家アンへレス・サントスの「世界」です。彼女の名前を聞くのは初めてかもしれませんが、サントスはスペインの知識人に作品を発表した際、大きな印象を与えたことで知られています。 わずか17歳、自身で受講した2、3度の絵画教室。それだけの経験からサントスはヨーロッパ前衛の最新トレンドに沿った傑作を作成した天才画家。 この作品は太陽から火を借り、それを元に光を照らす女性の生き物に囲まれた立方体の世界を示しています。この美しい作品には超現実主義の魔法文学的および芸術的な動きを想像させることができます。 この画家の名前があまり知られていない理由は、彼女が女性であって、その時代の芸術的規範に恵まれている女性アーティストはごくわずかであったためです。ですが今回のマドリードの美術館のトップ5にはふさわしいスペイン美術の傑作と判断し、皆さんにも絶対に気に入ってもらえる作品だと思い、選出いたしました。 美術史を楽しみ、学ぶコレクション ティッセンボルミネッサ美術館 ティッセンボルミネッサ美術館は、マドリードの3つの美術館の中で後回しにしがちですがこちらも見逃せない美術館です。ティッセンボルミネッサ家の個人所有のコレクションをスペイン政府が1993年にそのほとんどを買い取り、公立博物館を建設しそこに所蔵しました。プラドやソフィア王妃とは異なり、この美術館は絵画が作成された期間に焦点を当てていません。その 代わりに館内では、14世紀から21世紀までの芸術を通した素晴らしい旅ができます。 コレクションの年代表示は、芸術運動の初期から今日までの変遷を理解するのに最適な要素。ヤン・ファン・エイク、ルーベンス、レンブラント、モネ、ゴッホ、ピカソ、ダリはティッセンボルミネッサ美術館の淡いピンクの廊下を歩いているとすぐに見つけられるアーティストの名前です。 【第5位】目覚めの一瞬前に柘榴の周りを蜜蜂が飛びまわったことによって引き起こされた夢(1944年 ダリ作) 「目覚めの一瞬前に柘榴の周りを蜜蜂が飛びまわったことによって引き起こされた夢」は今回ご紹介する5選の最後の作品名です。とてつもなく長く作者のねじれた心を表すかのような題名は、シュールレアリスムの天才であるサルバドール・ダリ以外つけないでしょう! ダリのシュールレアリスムは、芸術家の風変わりな世界、つまりダリ自身の夢を再現。他のどの作品にも一貫していることですが、美しい絵画の解説をほとんど残していません。 この作品の主人公はダリの妻であるガラ。彼女は海の近くで静かに眠っています。最前線には甘い果実に惹かれ、蜂が飛び交うザクロがあります。そしてその蜂のざわめきがガラを夢から引き起こします。背景には同じザクロが、彼女の夢の中で爆発し、大きな魚が出てきます。その順番で、2匹の怒ったトラが魚の口から女性に向かって飛びかかります。その時飛んで来た銃剣(実世界ではミツバチ)が腕にガラをつまみ目を覚まさせる、そのようなストーリーです。 5選の傑作のうち知っているもの、気になったものはありますか? 私たちのお気に入りはいかがでしょうか? ぜひコメントを残してお知らせくださいね。 好きな他の絵をシェアいただくことももちろん嬉しいです マドリードの美術館に関するブログ投稿が気に入ったら、お友達とシェアし、パンダブログから多くのアイデアを学んでみてください! 地元の人の視点からマドリードとバルセロナの面白さを発見するために私たちのツアーに参加することもできます。アートが好きな方は、プラド美術館&アートウォークツアーに参加してみてくださいね!