Hit Enter to search or Esc key to close
Sagrada stained glass windows

バルセロナ サン・ジョルディ コロナ禍と戦うばらの花

バルセロナ サン・ジョルディ コロナ禍と戦うばらの花

Sagrada stained glass windows ,

バルセロナ 「サン・ジョルディ」の日武器ではなくバラと本を贈りましょう カタルーニャ州の伝統的な行事の一つである「サン・ジョルディ」。4月23日にバルセロナ市内を訪れると普段の光景よりもきれいで賑やかな街の様子を見ることができます。大きな伝統であるとともに、カタルーニャ出身の人が最も大切にしている記念日の1つです。 「サン・ジョルディ」の日はバルセロナの街は本やバラを購入できる屋台で埋め尽くされます。本もしくはバラを大切な人、親しい人にプレゼントする習慣があり、バレンタインデーのような感覚です。町全体が温かい雰囲気に包まれ、職場でさえ従業員間で贈り物を計画することが一般的。あいにく2020年はコロナウイルスの大流行のため、いつも通りに祝うことはできませんが、コロナ禍、コロナ疲れや鬱を乗り切るためにどうしてこの伝統が始まったのか、起源や歴史を学んでみましょう。 今週のブログ投稿では、カタルーニャ州の「サン・ジョルディ」の日についてお伝えいたします! バルセロナのサン・ジョルディ伝説 バルセロナには都市伝説含めて多くの物語があります。今回はサン・ジョルディ伝説を学びましょう!伝説の主人公、サン・ジョルディ(英語でセント・ジョージ)は、気球と奇岩の絶景で有名なトルコのカッパドキアで生まれました。 後にジョルディが訪れることになる小さな町の住民は、恐ろしいドラゴンが度々村に来るため恐怖の中で暮らしていました。毎週ドラゴンは食べ物を求めて住処である洞窟から村を襲い、村人たちは家や農場を破壊されないよう家畜の犠牲を余儀なくされていました。 村の動物の生贄は何年も続き、村の完全な崩壊を避けるために、ついに村人たちは家族の一人をドラゴンに生贄として差し出す苦痛な決断をせざるを得ませんでした。 そこでドラゴン退治に出向いたのがサン・ジョルディ。彼の勇敢さが見事に伝説対決を勝ち抜きドラゴンは崩れ落ちます。この伝説ではドラゴンから流れた血がほこりを覆い、そこから明るい赤いバラが生えたと伝えられています。最強の騎士サン・ジョルディ、その後彼は村を守り続け幾年も名誉を授かりました。 バルセロナのサン・ジョルディの日 サン・ジョルディは4月23日。バルセロナに根ざした伝統であって、サン・ジョルディは街の守護聖人の1人です。この伝説は地元人々の間で非常に人気があるため、バルセロナ市内の多くの建物にドラゴンや聖人を模った飾りを見つけられます。ただ言われるとわかるというようなデザインが多いため、謎解きをしながら街中で散策をするような感じです。 バルセロナの目抜き通りの一つであるランブラス通りはサン・ジョルディの日は特に混雑します。大通りには、本やバラを購入できるスタンド・屋台がたくさん並び、 男性は女性にバラを、女性は男性に本を贈るのが一般的です。 ここ数年、サン・ジョルディの日に見られるバルセロナ市内にあるガウディ建築に人気が集まっています。グラシア通りにあるガウディ作品の邸宅、カサ・バトリョは、この人気ある伝統を祝うために、バラでファサードを飾ります。元々のカサ・バトリョの外観はガラスのタイル張りのデザインが大変美しいのですが、4月23日はいつもと違う景色を見ることができるおすすめの日です。 コロナ禍に打ち勝つバラ 残念なことに今年のサン・ジョルディはご察しの通り、スペイン全土がコロナウイルスを終息するべく、バルセロナ含めて厳格な緊急事態宣言下にあるため、市民はほとんど外出ができません(4/20現在5/9までの予定)。そのため大切な人のために本やバラを買いに通りに出ることはできません。スペインでは不要な外出と判断されると多額の罰金を徴収されるので、できる限り団結して屋内で過ごしています。 一方で、最も人気ある伝統を祝えないという意味ではありません! バルセロナ観光局はオンライン上でデジタルローズを送り、コロナウイルスと戦うキャンペーンを開始しました。やり方は簡単でオンラインローズを1ユーロで購入し、大切な人に送るだけ。このキャンペーンで得たお金はバルセロナの病院に寄付され、前線で戦う医療従事者が引き続きコロナと戦う助けとなるでしょう。 オンラインローズを購入して、バルセロナの回復に貢献しましょう! サン・ジョルディに関するブログ投稿が気に入ったら、友達にシェアしブログからスペインのヒントをもっと学んでみてください! スペイン旅行ができるようになったら街を散策し新しい発見を見つけるためにツアーに参加することができます。パンダクーポンを使って、10%の割引を活用しましょう! クーポン: JAPAN10 Twitterではガイドの現地生活を日々更新しています バルセロナのツアー ゴシック地区ウォーキングツアー サグラダ・ファミリアツアー バルセロナの他のツアー

Museums in Madrid: La Maja Desnuda by Goya

マドリードの美術館 スペインのアート傑作について

マドリードの美術館 スペインのアート傑作について

Museums in Madrid: La Maja Desnuda by Goya ,

マドリードで行くべき美術館スペインで見れる傑作5選 マドリードにはプラド美術館、ソフィア王妃芸術館、ティッセンボルネミッサ美術館など、ヨーロッパで見ておきたい重要な美術館があります。観光する際にも立地がとてもよく、3つのアートは徒歩で行ける圏内にあって、アートウォーク(スペイン語でパセオ・デル・アルテ)と呼ばれる遊歩道でつながっています。距離にしてわずか1.6 km以内で、クラシックからアバンギャルドまで様々のジャンルのアーティストの作品を見ることができます。 著名なアーティストとしてヒエロニスム・ボス、カラヴァッジョ、ベラスケス、ゴッホ、ピカソなどが挙げられます。今週のブログ投稿では、ツアーリングパンダがマドリードの美術館で絵画を楽しめるスペイン芸術の5選のお気に入りをご紹介いたします。 マドリードを見始める プラド美術館 プラド美術館はマドリードで行くべき場所の一つ。実際のところ観光客がスペインで一番も訪問している観光スポットです。美術館のプラドコレクションの価値は非常に重要度が高く、ヨーロッパや世界で絶対に行っておきたい美術館に数えられています。 プラド美術館で見られる有名な画家はヒエロニムス・ボス、ルーベンス、ティチアーノ。彼らは16世紀から19世紀のヨーロッパで活躍したアート界の巨匠で、ここプラド美術館で見られるアーティストのコレクションは世界最大です。ですがハイライトとなるのは、地元スペインの巨匠のコレクションでしょう。例をあげるのであればベラスケス、ゴヤ、エル・グレコ。彼らが作成した評価の高い作品は毎年300万人以上の人が訪れるこの美術館に保管されています。 さて本題に戻りますが、マドリードの美術館の上位5つの傑作のうちの2つは、プラド美術館が所蔵しています。それはどの作品なのでしょうか…? 【第1位】ラス・メニーナス (1656年 ベラスケス作 ) ラス・メニーナスはベラスケス作で、ルーヴル美術館で所蔵されているモナ・リザに相当する作品です。多くの人がラス・メニーナスの現物を見るために美術館を訪れ、時には絵画の前にひざまずく人々の集まりを見かけることすらあります。 しかしこの作品はなぜそれほどまでも重要なのでしょうか?かつてのヨーロッパ貴族の間では著名な画家が肖像画を描くことが王道、さらには画家に厳しいルールが課されていました。ところがベラスケスは独創性を持ち合わせた画家で、王家の肖像画の伝統を破った人物でもあります。 通常ポートレートは静的なシーンで、王家のメンバーが用意された場所でポーズをとり、描き始めます。ですがこのラス・メニーナスはポートレートの準備中である舞台裏のシーンにフォーカスし、ダイナミックな雰囲気に仕上げています。作品中央にいる主人公のマルガリータは、女中の助けを借りてドレスアップしている最中。右下にいる女性と犬を加えることで、このシーンが王家の肖像画にならないという気持ちを表しています。背景には遠くからこの光景を眺めるマルガリータ王妃、フェリペ4世国王、オーストリアのマリアナの両親の姿を映している鏡が置かれています。 さらにこの絵画のもう1つの見ておきたい要素は、この傑作の作者としてベラスケス自身と胸に赤い十字架を持つ男を描いていることです。王家の肖像画に一族以外の人が描かれるのは通常ではありえないこと。ベラスケスは型破りの画家だったということがこと作品からわかるかと思います。 【第2位】我が子を食らうサトゥルヌス (1820~1823年 ゴヤ作) プラド美術館はこのブログ記事の入り口の写真にある「裸のマハ」のように高い評価を受けた絵画を含む、世界最大のゴヤコレクションを運営しています。ゴヤの最も注目すべきシリーズの1つは、同じ展示場にまとめて展示された14作品のグループである黒の絵画。ゴヤは晩年にこれらの絵画を制作し、その作品は彼の狂気に対する恐怖と人類の暗いビジョンを表現しています。黒の絵は不思議と不安を抱き、恐ろしさを感じさせられます。 これらのシリーズはゴヤの他の作品とは大きく異なり、19世紀後半から20世紀初頭の前衛を予想していたとも言われています。黒い絵画の最も代表的な作品は、「我が子を食らうサトゥルヌス」。この作品はギリシャ神話に出てくる農耕の神クロノスに関連しています(サトゥルヌスは彼のローマ名)。時間の神でもあるクロノスは、彼の子供たちの一人が自分を倒し王座を奪うのではないかと恐れていました。そのためクロノスは息子の誕生の時にそれぞれの地肉を食べたのです。 一見恐怖を与える絵ですが、恐怖に敗れて行った行動を生き生きと描いた名作。この作品をマドリードの美術館の傑作の第2位にしたいと思います。 前衛的現代美術を楽しむ ソフィア王妃芸術センター  ソフィア王妃芸術センターは、マドリードで絶対に行きたい2番目の美術館です。美術館所蔵のコレクションは建築家フランチェスコ・サバティーニによって、マドリードの旧総合病院の建物内に保管されていました。美術館は1992年に開館したので歴史としてはまだ約30年ほど、20世紀と現代美術の印象的なコレクションを主に所蔵しています。ピカソ、ダリ、ミロなどのスペインの現代美術の優れたアーティストは、ソフィア王妃芸術センターの見所と言っても過言ではありません。 今回はスペイン美術の傑作のトップ5に、こちらのコレクションから2つの作品を選択しご紹介させていただきます。 【第3位】ゲルニカ (1937年 ピカソ作) パブロ・ピカソは現代で最も高い評価を受けているスペイン人アーティストであり、「ゲルニカ」は彼の有名な作品です。「ゲルニカ」をじっくりと見にいくこと自体この博物館を訪れる十分な理由になるくらいです。 この傑作を理解するには、スペイン内戦の歴史を知り理解することが必要です。スペインは第二次世界大戦開始3年前の1936年に同じ国民同士を殺し合う戦争に突入しました。当時ドイツとイタリアの独裁者であるヒトラーとムッソリーニは、軍隊を拡大しその後何年にもわたって新しい戦略を試す用意をしている真っ只中でした。スペインの独裁者であるフランコは、共和党が統治するいくつかの都市を戦争研究所として使用することを許可しました。そのことがきっかけで、ドイツの空軍は1937年4月26日にスペイン北部の町ゲルニカ市を襲撃し、1,000人以上の民間人を殺害。 この大虐殺の直後、ピカソは1937年のパリの万国博覧会でスペインのパビリオンに出展するため「ゲルニカ」を描き、何の罪もない女性や子どもを含む無差別殺人の恐ろしいエピソードを世界に伝え訴えました。 スペイン独裁政権の間は、ピカソはニューヨークのMoMAで「ゲルニカ」を安全に保つことに同意。そして民主主義が再建されたら、絵画はスペインに戻すことを約束させました。独裁者フランコの死と1978年の民主主義への移行後、スペイン内戦終了から42年の時を経たのちの1981年に「ゲルニカ」はスペインに戻りました。 【第4位】世界 (1929年 アンへレス・サントス作) ソフィア王妃芸術センターから選ぶ2つ目の作品は、カタルーニャ州出身の女性画家アンへレス・サントスの「世界」です。彼女の名前を聞くのは初めてかもしれませんが、サントスはスペインの知識人に作品を発表した際、大きな印象を与えたことで知られています。 わずか17歳、自身で受講した2、3度の絵画教室。それだけの経験からサントスはヨーロッパ前衛の最新トレンドに沿った傑作を作成した天才画家。 この作品は太陽から火を借り、それを元に光を照らす女性の生き物に囲まれた立方体の世界を示しています。この美しい作品には超現実主義の魔法文学的および芸術的な動きを想像させることができます。 この画家の名前があまり知られていない理由は、彼女が女性であって、その時代の芸術的規範に恵まれている女性アーティストはごくわずかであったためです。ですが今回のマドリードの美術館のトップ5にはふさわしいスペイン美術の傑作と判断し、皆さんにも絶対に気に入ってもらえる作品だと思い、選出いたしました。 美術史を楽しみ、学ぶコレクション ティッセンボルミネッサ美術館 ティッセンボルミネッサ美術館は、マドリードの3つの美術館の中で後回しにしがちですがこちらも見逃せない美術館です。ティッセンボルミネッサ家の個人所有のコレクションをスペイン政府が1993年にそのほとんどを買い取り、公立博物館を建設しそこに所蔵しました。プラドやソフィア王妃とは異なり、この美術館は絵画が作成された期間に焦点を当てていません。その 代わりに館内では、14世紀から21世紀までの芸術を通した素晴らしい旅ができます。 コレクションの年代表示は、芸術運動の初期から今日までの変遷を理解するのに最適な要素。ヤン・ファン・エイク、ルーベンス、レンブラント、モネ、ゴッホ、ピカソ、ダリはティッセンボルミネッサ美術館の淡いピンクの廊下を歩いているとすぐに見つけられるアーティストの名前です。 【第5位】目覚めの一瞬前に柘榴の周りを蜜蜂が飛びまわったことによって引き起こされた夢(1944年 ダリ作) 「目覚めの一瞬前に柘榴の周りを蜜蜂が飛びまわったことによって引き起こされた夢」は今回ご紹介する5選の最後の作品名です。とてつもなく長く作者のねじれた心を表すかのような題名は、シュールレアリスムの天才であるサルバドール・ダリ以外つけないでしょう! ダリのシュールレアリスムは、芸術家の風変わりな世界、つまりダリ自身の夢を再現。他のどの作品にも一貫していることですが、美しい絵画の解説をほとんど残していません。 この作品の主人公はダリの妻であるガラ。彼女は海の近くで静かに眠っています。最前線には甘い果実に惹かれ、蜂が飛び交うザクロがあります。そしてその蜂のざわめきがガラを夢から引き起こします。背景には同じザクロが、彼女の夢の中で爆発し、大きな魚が出てきます。その順番で、2匹の怒ったトラが魚の口から女性に向かって飛びかかります。その時飛んで来た銃剣(実世界ではミツバチ)が腕にガラをつまみ目を覚まさせる、そのようなストーリーです。 5選の傑作のうち知っているもの、気になったものはありますか? 私たちのお気に入りはいかがでしょうか? ぜひコメントを残してお知らせくださいね。 好きな他の絵をシェアいただくことももちろん嬉しいです マドリードの美術館に関するブログ投稿が気に入ったら、お友達とシェアし、パンダブログから多くのアイデアを学んでみてください! 地元の人の視点からマドリードとバルセロナの面白さを発見するために私たちのツアーに参加することもできます。アートが好きな方は、プラド美術館&アートウォークツアーに参加してみてくださいね!

Dalí Museum in Spain

スペイン ダリ美術館 バルセロナから行こう!

スペイン ダリ美術館 バルセロナから行こう!

Dalí Museum in Spain ,

アートの巨匠 ダリの人生と情熱を知る旅。 バルセロナから日帰りでダリ美術館を見学するヒント 今週のブログ投稿では、スペインが誇れる遺産の1つ、画家サルバドール・ダリの作品を深く見ていくためのヒントをシェアいたします。まず始めにお伝えさせていただきたいことは、スペインはダリ美術館を1つではなく、 3つ持っていること!全ての美術館はカタルーニャ州北部にあり、3つの美術館の組み合わせてダリトライアングルとして知られています。 他のアートの巨匠の美術館とは異なることは、展示されたダリの名作を見られるだけでなく、 アートの天才の変わったマインド、人生、そして最大の愛を注いだガラを知れること。画家の人生を総括するようなユニークな旅になるのです。 それでは詳細を一緒に確認していきましょう! フィゲラス ダリ劇場美術館 スペインで最も有名なダリ美術館は、フィゲラスのダリ劇場美術館。フィゲラスは、カタルーニャ州北部に位置し、フランスとの国境から20数km離れた場所にあるダリの生まれ故郷です。1973年、70代になったダリは何か人生の区切りになるものを作る時だと判断し、彼が故郷への贈り物として美術館を建てることを決めました。利点として、有名なアーティストとなったダリを美術館を通して死後もその名を世に伝えていくことができます。 ダリは自身の画期的なアーティストとしての将来を見据えており、貴重な作品を展示する美術館を作りたいとずっと考えていたのです。最終的に美術館建設に選ばれた場所は、スペイン内戦中に焼失したフィゲラスの市立劇場だった古い建物でした。ダリは自ら美術館の計画に関与し、結果その建物自体が芸術作品となり、卵やクロワッサンをあしらったユニークなデザインになりました。今日では世界中で最大の超現実主義的なオブジェクトと考えられています。 シアターミュージアムは、赤いガラテアの塔とクリスタルドームが建物の頂上にあり、外側からでもその豪華な造りを確認することができます。内装は訪問者を感動させる様々なジャンルのシュールな名作が詰まっています。 最も有名な作品は下記の写真のメイウエストルーム。ところで内部に展示されているのはダリの作品だけではありません。サルバドール・ダリは、晩年の数年間を博物館の中で過ごしたため、寝室等が設置されているのです。寝室はダリが亡くなる前と同じ状態を保っており、見学ができます。ダリが生活していた頃の美術館の来館者はコレクションの一部として生活をしていたダリを垣間見ることができ、大変幸運だったと思います。亡くなった後、彼の遺体は博物館の内部に埋葬され、お墓は美術館を訪れた際に見つけるべきアイテムの一つとして機能しています。 今日でもダリは世界最大の超現実主義的なアートの世界の中心にいます。ダリ美術館への簡単な行き方は、バルセロナから電車に乗ることです。新幹線に乗ると所要時間は約50分で、17ユーロから早割料金で乗車券を購入できます。自分の目で見るのが待ちきれない場合は、美術館のバーチャルツアーに参加してみましょう。 プボルのダリ・ガラ城 ダリトライアングルの2番目の場所は、スペインの小さな村プボルにあるガラ城です。お城はダリと生涯を共にしたガラのラブストーリーの最高の贈り物であることがお分かりでしょう。彼らは交際を始めて最初の年にデートでイタリアの北部へ旅行しました。その際に湖の近くの城を訪れ、ガラはダリにいつか自分の城を建ててくれるよう約束させました。その約束を果たすのに30年かかりましたが、ダリは自分の言葉を守りました。ダリは小型飛行機を持っていた親しい友人と一緒に、プボル村でそのお城を見つけるまで廃墟となった城を探してコスタ・ブラバの海岸線場を飛び続けました。その後廃墟となった城を復元し、彼の発想力を活かしてシュールなデザインでお城を装飾しました。ロマンチストな巨匠の企画が全て完了すると、ダリは彼の献身の証拠としてガラにそれをプレゼントしたのです。 ガラはダリの贈り物を嬉しいそうに受け取り、彼女は人生の最後の10年間をそこで過ごしました。ガラは城に厳しいルールを作り、夫であるダリでさえ訪問者として受け入れられるために書面状で許可を申請しなければなりませんでした。城の内部はダリの超現実的な精神を反映し、外観は有名な象の噴水がある美しい庭園に囲まれています。ガラが死んだ後、彼女の亡骸は城に埋葬され、現在に至るまでもお墓を訪れることができます。プボルの村は非常に小さく隣村とも離れているため、バルセロナでレンタルカーを借りるか、ツアーに参加していくことがおすすめがです。 カダケス ダリの家美術館 ダリトライアングルの3番目の点は一番知られていない秘密の場所。バルセロナからフランスに向かう海岸線コスタ・ブラバで最も保存状態の良い場所の1つに、ポルトリガットと呼ばれる湾があります。ここはカダケスの近くにある中心部から少し離れたビーチで、ダリが夏の家、別荘を持っていた場所です。地中海のこの秘密の場所への行き方は曲がりくねった山道を越える他アクセス方法がないで車があると便利です。 実際ダリとガラは、晩年をニューヨーク、パリ、カダケスの美しい場所で一緒に過ごしました。 他の世界から隔離されたこの小さな家で、ダリはいつも深いインスピレーションを得ていました。コスタ・ブラバのラグジュアリーなカップルが住んでいた素朴な建物はほとんど手付かずに残っているので、ここでは間違いなくダリの最も純粋な人生を垣間見ることができるでしょう。ダリの家美術館への行き方は、バルセロナからカダケスまでバスで移動し、徒歩またはタクシーでポルトリガット湾に向かうのが最適です。 ダリトライアングルを巡る旅のチケットやツアーは、下記のリンクからチェックすることができます。【チケット】 フィゲラス のダリ美術館【チケット】 プボル村のダリ・ガラ城【チケット】 カダケスのダリの家美術館【ツアー】 バルセロナから行く ダリ美術館とジローナ観光 スペインのダリ美術館とダリトライアングルブログ投稿が気に入ったら、お友達とシェアし、スペイン旅行のヒントをパンダブログで学びましょう!地元に住むガイドやスタッフの視点からマドリードとバルセロナの旅行を楽しむため私たちのツアーにご参加いただけます。パンダクーポンを使って、10%割引でツアーを申し込みましょう! クーポン: JAPAN10スペイン生活の最新情報はTwitterで更新しています! マドリードとバルセロナのツアー マドリード終日ツアー ガウディ建築群&サグラダ・ファミリアツアー マドリードのその他のツアー バルセロナのその他のツアー

Blog thumbnail

マドリードですべきこと15選

マドリードですべきこと15選

Blog thumbnail , ,

マドリードはヨーロッパで多様で国際的な都市の1つ。スペインの首都は見るべき素晴らしい美術館、公園、歴史的建造物があり王様になったかのように豪華な食事ができる見所満載の観光地です。マドリードに何があるかわからない方、このブログ投稿で、マドリードでおすすめする行くべき・やるべきことを確認してみましょう! おすすめの市内の滞在日数は少なくとも3日間。もっと時間があればのんびり重要な場所を楽しんだり、「マドリレーニョ」と呼ばれるマドリードの現地の人々のライフスタイルに飛び込むことができます。 さてこの投稿でマドリードでやるべき15のことを下記に記載していきます。私たちのヒントが旅行計画、時間やお金の節約に役立つと幸いです。 (1) レティーロ公園 レティーロはマドリードで最も重要な公園であり、街の中でも私たちのお気に入りのスポットの1つに入ります。1,868年に開園したレティーロ公園には118ヘクタールの敷地があり、子供連れ、パートナー、友人、または一人でのんびり散歩するために最適な場所です。 公園内では美しい水晶宮(内部では期間限定で行われる特別展が開催しています)、アルフォンソ12世のモニュメント、アルゼンチン大通りをご覧いただけます。夏の期間はカヤックを借り豪華な湖の中で乗ることができるので、とても優雅かな風景になります。 (2) プエルタ・デル・ソル プエルタ・デル・ソルはマドリードの中心にある観光地、市民の魂が詰まったのメイン広場です。常に非常に混雑していて世界中からの観光客でいっぱいです。ここにはマドリードのシンボルである熊の像(エル・オソ・イ・エル・マドロニョ)と、スペインの他の街へかかる距離を測定するための出発点である0kmの表示を見ることができます。渋谷のハチ公のように、マドリードの市民は熊の像の前で友達や恋人と集合します。 (3) デボー神殿 マドリードには2.200年前のエジプト様式の寺院があることをご存知ですか? 大変奇妙なことですが、エジプトがアブシンベルの遺跡をアスワン・ハイ・ダムの洪水から救うためにスペインに神殿の移築を申し出たのは今日20世紀のこと。 デボー神殿は夕陽と一緒に見るのに最適な場所です。素晴らしい景色、本物のエジプトの記念碑の偉大さを無料で楽しんでください。 バルセロナからマドリードへ行き方: マドリードからバルセロナへどうやっていくの? (4) 美術館 マドリードには様々な種類の素晴らしい博物館/美術館がたくさんあります。 ここでは観光客向けに市内で最も重要な3つの美術館、プラド美術館、ソフィア王妃芸術センター、ティッセンボルネミッサ美術館に焦点を当てたいと思います。 プラド美術館は世界で最も重要な美術館の1つで、16世紀から19世紀にかけて描かれた多くの絵画が展示されています。所蔵されている主なアーティストはベラスケス、エル・グレコ、ルーベンス、ヒエロニムス・ボス、ゴヤです。   ソフィア王妃芸術センターは現代美術に焦点を当てており、スペイン内戦時の空襲をテーマに描かれた有名なピカソの「ゲルニカ」を始め、サルバドール・ダリ、ジョアン・ミロ、パブロ・ピカソの作品を数多く所有しています。   ティッセンボルネミッサ美術館では、ヤン・ファン・エイク、ゴッホ、カラヴァッジョ、ムンクなどの芸術家の作品を鑑賞することができます。 アートにご興味がありましたらマドリード プラド美術館とアートウォークツアーに参加してみませんか? (5) マヨール広場 プエルタ・デル・ソル(ソル広場)の近くの市内中心部に位置する美しいマヨール広場は、屋外テーブル(スペインで典型的なテラス席)でコーヒーなどの飲み物を飲みながらゆっくりするのに最適な場所です。 バロック様式の歴史的建造物がたくさんあり、歴史的に外国文化を反映したイベントを開催した場所でもあります。   (6) 蚤の市 ラストロ マドリードの本場の体験を楽しみたいときに日曜日に街にいるのであれば、ラストロ市場に行くことがおすすめ。平日はあいにく開催していないのですが、ここはラ・ラティーナ地区にある市内中心部の巨大なストリートマーケット。食べ物、服、本、アート作品、ここでしか見られない少しふざけたものなど買うことができます。蚤の市は他のお店で買うよりも安く購入できるし見ているだけでも楽しいです!現金のみで販売している店も多数あるので、キャッシュはある程度持って行くようにしましょう! マドリードの滞在は一日だけですか?そんな時はマドリードの終日ツアーにご参加いただき、現地ガイドと一緒に街の外せない観光スポットを見に行きましょう! (7) マドリード王宮 マドリードの王宮は18世紀に建設された、かつてのスペイン王室が住んでいた宮殿。内部訪問(11€/大人)でその豪華な造りの居間や武器の保管庫に感銘を受けることができます。毎週水曜日の午前11時には衛兵の交代式を見ることができます(ただし公式イベントによりキャンセルされる場合があるので事前に確認しておきましょう)。 (8) フラメンコショー スペインでフラメンコ鑑賞をせず帰国することはできません。フラメンコはダンス以上の文化的要素を持つ、スペインの情熱的で伝統的な文化的表現方法!マドリードには多くのフラメンコハウスがあります。フラメンコダンサーの中で最も伝統的なタブラオはカサ・パタス。壁から天井まで著名なダンサーの写真を飾ってある雰囲気あるこちらのタブラオはおすすめです。 ツアーリングパンダではメジャーなスペイン料理であるタパスを食べ、サン・ミゲル市場を訪れ、カサ・パタスのフラメンココンサートで夜を締めくくることができる盛りだくさんなフラメンコ&タパスツアーを提供しています。 詳細情報のご確認やご予約はこちらから。 (9) シベーレス宮殿と広場 シベーレス広場は中央に印象的な彫刻で飾られた噴水があり、サッカーチームのレアルマドリードのファンが勝利を祝うときに集まることで大変有名な場所です。市内中心部に位置しているためマドリードを訪れた際にこの広場を素通りすることはほぼないでしょう。  シベーレス宮殿は広場の主要な建物でマドリード市庁舎が入っています。 屋上には展望台とレストランがありますので、マドリードの街を上から見渡したいときに行きたい絶景スポットです。テラス席から見える景色はinstagramに写真があるのでこちらから見てみてください。 (10) アルカラ門 レティーロ公園のすぐ近くにあるアルカラ門は、マドリードのイメージ画像としてよく写真が使われることが多いモニュメントです。マドリード旧市街へ通じる中世の扉の1つがあった地に1778年に建てられました。夜間はライトアップされるため、非常に幻想的できれいな景色に早変わりします。 アルカラ門には素敵なレストランがたくさんあるため記念日やおしゃれなデートを楽しみたい方に最適な観光地です。